障害者雇用の企業事例
「株式会社INPEX」

株式会社INPEX株式会社INPEX

障害があっても、自分に背伸びをしないで、はたらき続けられるのが魅力です

巨大なプロジェクトを動かす事業を展開していますが、組織風土は、おだやか

 日本、世界に安定的にエネルギーを届け、かつ効率的な供給を実現することが当社のミッションです。具体的には、石油・天然ガスなどのエネルギーの調査、探鉱、開発、生産、販売が主な事業で、次世代を見据えて再生可能エネルギーの事業化や技術開発にも取り組んでいます。エネルギー企業として社会の根幹を支えている自負がありますが、BtoBのビジネスのため、社名をご存知ない方も多いかもしれません。この機会に、ぜひINPEXのことを知っていただきたいと思います。
 INPEXの事業は、ビジネスのスパンがとても長いため、一朝一夕に成果を求めるのでなく、長期的に取り組む姿勢が求められます。意思決定には慎重な面がありますので、速いスピードで目に見える成果や変化を求める方よりは、自ら考えながら物事にじっくり向き合う志向性の方が合っていると思います。会社の風土としては、おだやかでお互い協力し合う、相手を思い遣る社員が多いと感じますね。当社は業界ではINPEXとして名が通っており、会社として“INPEXバリュー”という共通のはたらき方の基盤(バリュー)を定めています。INPEXバリューは①安全第一、②誠実、③多様性、④創意工夫、⑤協働の5つの項目からなり、これらに共感していただき、はたらくうえでも体現できる方を求めています。

ダイバーシティ&インクルージョン施策は早くから取り組む

 障害者採用は以前から行っており、今後もポジティブに採用活動を行っていきたいと考えています。ひとりで悩んだり抱え込まないで、気持ちよくはたらけることが当社の魅力です。障害がある社員に聞いても、上司や同僚に話しやすく、ため込まずすぐに相談できる雰囲気があるようです。体調が悪いときや定期的な通院なども、遠慮しないで相談してくださいね。
 障害の種類や状況に応じて業務内容を調整するのはもちろんのことですが、サポートツール(音声認識ソフト等)の導入など、今後も必要に応じた対応を検討していきます。
 ダイバーシティ&インクルージョンの施策は早くから取り組んでおり、社員がはたらきやすい職場は、障害の有無によらず、すべての社員に共通することだと考えています。困ったことや不安なことが生じたときは、創意工夫をしながら一緒に改善していきましょう。

転職活動者へのメッセージ

 よくご質問を受けるのですが、英語力は必須ではありません。英語力を発揮したい方には発揮できる業務をお願いしますが、英語力を必要としないポジションでも多くの方にご活躍いただいています。これまでの経験を考慮しながら、ご本人のご希望や事務スキル・語学力に応じて配置しておりますので、安心してご応募いただきたいと思います。
 また、採用において第一に大切にすることは、社風とのマッチングです。入社後にギャップが起きないように、等身大のありのままのご自身で、素直な気持ちで面接に臨んでいただきたいです。私たちも話しやすい場づくりを心がけていますが、ご応募いただいた方にもオープンマインドで、はたらくことに対する考え方、当社でやりたいこと、配慮してほしいことなどをお話しください。

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総務本部
人事ユニット 採用グループ
コーディネーター 森真之助さん


自分に無理をすることなく正直にはたらける環境です

 私は、INPEXに転職して6年、一貫して総務ユニットにおります。総務の仕事は多岐にわたりますが、備品管理や社内外からの問い合わせ対応、社内便の発送や郵便の仕分けなどが一日の主な業務です。総務ユニットは約30人、みんな気心が知れた同僚ばかりで、困ったことがあれば同僚にはもちろん、上司にも相談しやすく、はたらきやすい職場環境です。
 私の右足は先天的に筋力が弱いのですが、日常生活に大きな支障はなかったので、大学の就職活動まで自分の障害を意識したことはあまりありませんでした。就職活動で、ある会社の人事の方から障害者手帳の有無について質問があり、そのとき初めて障害について意識しました。前職は一般採用枠ではたらいていましたが、実際、社会に出てみて感じたこともあり、「自分に無理なく正直にはたらきたい」という思いに素直になって、障害者採用枠で転職することにしました。

ライフプランを意識するようになった20代後半に転職

 前職は監査法人に勤めており、大学卒業後に新卒として入社した会社でした。会計士のサポートをする事務の仕事にやりがいもあり、不満はありませんでしたが、「結婚して、出産後もはたらけるだろうか?」といった漠然とした不安がありました。ライフプランを具体的に考えるようになった20代後半、数社の転職エージェントに登録し、転職のプロと一緒に活動をすることにしました。
 転職で重視した点は、2つ。ライフステージの変化に応じたはたらき方ができる職場であること、障害があっても無理をすることなく安心してはたらける職場であること、です。
 最初、キャリアアドバイザーからINPEXを紹介されたときは社名も知らなかったし、グローバルに展開するエネルギー企業なので、英語力が必要なのでは?自分に合わないのでは?という印象でした。私は定年まで長くはたらく気持ちがあり、背伸びをしないでいられる会社選びがしたいと考えていたので、すすんで応募する気持ちになれませんでした(笑)。でも、キャリアアドバイザーから「佐藤さんに、この会社の風土や環境は合っている」と何度も薦められ、面接をうけてみることに。応募前のイメージとは全然違っていて、今となっては、あのときアドバイスを聞いていて良かったと心から思います。やはり、転職のプロのアドバイスは聞いた方がいいですね!

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総務本部
総務ユニット 総務グループ
佐藤英理さん 右下肢機能障害


転職活動者へのメッセージ

 INPEXに中途入社後、私は、結婚・出産し、育休取得後に復職をしています。障害があっても、子育てしながらでも、はたらきやすい職場だと感じています。
 私が担当する総務の仕事は困っている社員をサポートすることなので、みんなから「ありがとう」「助かったよ」といただく声が嬉しく、これからも総務の仕事を長く続けていきたいと思います。また、総務の日常業務においてエネルギー企業である実感は少ないのですが、ニュースや新聞で社名が出ることもあり、そんなときは自社を誇らしく感じます。
 第一印象は、固く難しいイメージがつきやすい会社ですが、おだやかな人が多く、はたらきやすいので、ご自身の障害に無理をすることなく長期的な安心を求めて転職を希望される方に、ぜひご応募いただきたいです。

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