障害者雇用の企業事例
「ソフトバンク株式会社」

ソフトバンク株式会社ソフトバンク株式会社

成長と成果を、きちんと評価!新しいことにチャレンジする人の可能性を支援します

モバイル事業のほか、ダイナミックに事業領域を拡大

 ソフトバンクというと、モバイル事業を連想される方が多いかもしれませんが、ロボット、AI、IoT事業等、ダイナミックに事業領域を広げ、1986年の創業から革新的な取り組みに挑戦し続けてきました。また2019年に連結子会社化したZホールディングス株式会社とのシナジーを発揮し、今後も世の中の人々の生活がより楽しくより便利になるように事業を展開していきます。

障害の有無に関わらず活躍できるフィールド

 当社では「チャレンジする人の可能性を支援し、成果に報いる」ことを大切にしています。継続的な事業の成長・成功を実現するためには、社員が活力にあふれた組織であることが重要と考えているからです。また、当社には障害者採用枠という概念はなく、単なる窓口に過ぎません。障害の有無で区別することなく、活躍できるフィールドがあります。必要なサポートはご相談しながら行っておりますので、障害があることを理由にチャレンジを諦めたくない方、自分が持つ力を発揮したい方、新しいことに挑戦したい方に、ぜひ当社にお越しいただきたいですね。

 また、当社ではコアタイムのないスーパーフレックス制度の活用や、在宅勤務と出社のベストミックスを図る柔軟なはたらき方が可能です。障害のある社員からも体力を温存できたり、通勤の負荷軽減が図れたりしてはたらきやすいとの意見を聞いています。コロナ禍ではたらき方が大きく変わっておりますが、今後も最先端のテクノロジーを活かしてさらにスマートなはたらき方を追求していきます。

総合職やアソシエイト職(事務)など、あらゆる職種でオープン募集

 障害の有無だけではなく、年齢、性別、国籍などの属性にとらわれず、多様な人材が活躍できる職場であることを大切にしてきました。一人ひとりに違いがあるのは当たり前ですし、その違いを受け入れて、ここまで成長し続けてきた会社です。
 私たちが求める人材像は、経営理念である「情報革命で人々を幸せに」に共感いただき、新しい未来・社会のためにチャレンジし、貢献できる方です。総合職やアソシエイト職など、社内に存在するあらゆる職種・業務でオープンに人材を募集しています。

転職活動者へのメッセージ

 ぜひ、ご自身がどのようなキャリアを築いていきたいか、何ができてどんな仕事をしたいかをお話しください。そのうえで障害については「自分に必要なサポートは何か」を率直にお伝えいただきたいです。障害についても自ら発信することで、一緒にはたらくメンバーもサポートしやすくなります。

 私たちの業界は、変化の激しい業界です。チャレンジ精神を持って変化を楽しみながら成長していきたいと考える方は、当社にマッチしていると思います。世の中の変化を楽しみ、新しい価値を社会に提供していきたい、そんな想いを持っているのが、当社の社員の姿です。一緒に社会をより良くしたい、一緒にはたらきたいと考える方は、どうぞご応募ください!

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人事本部 人材採用部 採用企画課
伊藤香織さん


入社から10年経った今もチャレンジし続けられる会社

 「この会社でなら、チャレンジができる!」10年前、私がソフトバンクグループに入社を決意した理由です。一貫して、法人向けクラウドサービス事業に関わり、コミュニケーション系の新しいサービスを企画してきました。数年前から、海外とのやりとりが多くなってきたので、最近のチャレンジは、英語力を磨くことです。英語が堪能だから〇〇業務を担当するではなく、〇〇業務をするために英語力を上げる、こういう発想がソフトバンクらしいところですね。当社はチャレンジしたい社員に挑戦の場を与えてくれる会社です。入社して10年以上経ち40代になった今も、成長し続けられているのはこの会社だからこそです。

高校卒業後に入社した会社の労災事故により4指を切断

 私は、19歳の時、仕事中に起きた事故で、左手4指を切断しました。高校卒業後に入社した住宅機器メーカーで入社2年目のことです。労災認定を受け、その後も同メーカーで仕事を続けました。立ち直りは早かったと思います。子どもの頃から高校までサッカーを続けていて、精神面を鍛えていたからかもしれません。上肢に障害があっても、自分はこれまで通りにはたらけると思いましたし、その努力もしていました。
 しかし、事故以降も複数の難しい国家資格を取得し、事業貢献し続けて8年経過しても昇給も昇格もしませんでした。この頃から、「この会社では障害があることで正当に評価されることはないだろう」と考えるようになりました。

障害に関係なく成果で評価されたい!と転職

 ベンチャー企業であれば実力で評価してくれると思い、自分で探した物流系ベンチャー企業に、障害者としてではなく、一般採用の正社員として転職をしました。1年続けましたが、日々の業務に追われ埋没する毎日に、その先の未来やビジョンが見えないままでしたので、再度、転職することにしました。
 2度目の転職は、転職エージェントを活用することにしました。やはり、情報は専門機関に集まるものです。自分一人の活動より、良い求人情報が得られるだろうと判断したからです。

「大手企業でチャレンジできる」この一言に勇気づけられた

 最初のキャリアカウンセリングで、「屋代さんの求める環境の企業がありますよ」と、キャリアアドバイザーの方におっしゃっていただきました。この一言は、私を勇気づけてくれ、今でも忘れられない言葉です。
 お伝えした希望条件は、「実力や成果で評価され、チャレンジし続けられること」でした。5~6社エントリーし、2社から内定をいただきました。金融会社と、もう1社がソフトバンクです。ソフトバンクの、その人の能力、スキル、可能性を考慮して配属部署を決めるという話に無限の可能性を感じ、入社を決意したのを覚えています。
 私のこれからの挑戦ですが、AI、IoTを勉強し、その分野の資格を取得すること、そして、人々がより暮らしやすく豊かな社会へと発展するために貢献したいと考えています。

転職活動者へのメッセージ

 ソフトバンクの社員は皆、仕事を楽しんで、やりがいを持ってはたらいています。そこに障害の有無での壁は感じません。私は19歳の時に障害を受傷したことで、「失ったものはあっても、気持ちやポテンシャルは失ってはいない」といつも思っていました。転職を考えている方には、妥協することなく、「本当に」望んでいることを目指して欲しいと思います。そうすれば新たな可能性が広がっていくと自分自身も信じています。

 新型コロナウイルスの感染拡大によって、ソフトバンクもテレワークが当たり前のはたらき方になりました。これはプライベートとの両立にも活きています。私はサーフィンをするので、朝3時に起床して波に乗ってから自宅に戻り、9時10時から在宅で仕事をする日もあります。時間の使い方が有意義になりました。仕事を楽しみながら、人生トータルの充実が可能です。自分自身を成長させたい方と一緒にはたらけることを楽しみにしています!

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法人プロダクト&事業戦略本部 コミュニケーション事業統括部
Saasサービス部 サービス企画1課
屋代俊彦さん 上肢障害