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「人事職」のためのキャリアアップセミナー
2023年10月12日開催

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dodaキャリアアドバイザーの松井貴史と西本彩依子が講師を務めるオンラインセミナー「『人事職』のためのキャリアアップセミナー」が開催されました。
人事職としてどのようなキャリアを歩んでいくか悩んでいる方へ。
本セミナーでは、人事職を取り巻く動向や市場価値が高まる経験・スキルを解説した上で、キャリアアップの道筋や転職事例を紹介しました。
今回はセミナーのハイライトを、少しだけお伝えします!

登壇者紹介

松井 貴史/写真
松井 貴史(まつい・たかし)
dodaキャリアアドバイザー

2007年に株式会社インテリジェンス(現・パーソルキャリア株式会社)へ入社。IT・ネット業界を主として、メーカー・商社・金融・無形サービス・販売接客の各領域でキャリアアドバイザーとリクルーティングアドバイザーを経験。現在は、キャリアアドバイザー領域のマネジメントを担当しながら、新規事業企画推進・人材育成企画運営・小中高生向けCSRなどに取り組む。「絶対的な答えのない時代に、自身の納得感を持って生きていく人を増やしたい」がモットー。
西本 彩依子/写真
西本 彩依子(にしもと・さえこ)
dodaキャリアアドバイザー(人事職担当)

人事としてパーソルキャリア株式会社へ入社し、中途採用、新卒採用、教育研修に携わる。前職を含め約8年間にわたり人事を経験。現在はキャリアアドバイザーとして、人事部門のハイキャリア層の方々の転職サポートを実施。
「理想のキャリアをいっしょに実現したい」という思いで転職を希望する方をサポートしている。

当日のプログラム

  • 1. 開始〜概要説明

  • 2. セミナー

    「人事職」を取り巻く動向
    「人事職」で市場価値が高まる経験・スキル
    「人事職」のキャリアアップの道筋
    「人事職」のキャリアアップ転職事例

  • 3. 質問タイム

  • 4. まとめ〜終了

「人事職」を取り巻く動向

セミナーでは、初めに、人事職に起こっている変化について解説しました。

松井 貴史/写真

松井 新型コロナウイルス感染症に関する行動制限が緩和され、経済活動が活発化したことにより、採用ポジションの求人が全体的に増加傾向にあります。

また、DXやダイバーシティの促進をはじめとして、事業運営の中で組織が取り組まなければならない課題が広がっています。並行して、求められる人事ポジションの幅も広がりました。

「人事職」で市場価値が高まる経験・スキル

松井 貴史/写真

松井 このように対応する課題の幅が広がっている人事職ですが、企業から評価されやすいスキルには次のものがあります。

  1. 1. 人事制度の構築/設計スキル
  2. 2. 人事領域の横断的な経験
  3. 3. 企画業務の経験

現在の人事職は、既存制度をより良いものに再設計しながら、採用、労務、給与・社保、教育・研修、評価について、点ではなく線で取り組むことのできるスキルが求められています。また、一つひとつの施策について、企画から実行までワンストップで対応できるようなスキルも重要性が高くなっています。

セミナーでは、市場価値の高まりやすい3つの経験・スキルについて、具体例も交えながら詳細に解説しました。

「人事職」のキャリアアップの道筋

セミナー後半では、人事職のキャリアアップについて具体的に解説しました。

西本 彩依子/写真

西本 人事職には、大きく分けて2つのキャリアアップの方向性があります。

  • 1. 人事全般の経験を積む(ゼネラリスト)
  • 2. 特定の領域に特化する(スペシャリスト)

セミナーではそれぞれ詳細を解説しましたが、この記事では一部の内容をお伝えします。

ゼネラリスト

ゼネラリストは、採用、組織開発、研修、給与、制度、労務などの複数の領域で横断的な経験を積みます。それぞれの領域が縦割りになっている企業の場合はジョブローテーションで経験を積み、縦割りになっていない企業の場合はそれぞれの業務を兼務する形で経験を積みます。このようにゼネラリストは横断的に経験を積みますが、将来のキャリアビジョンについて「マネジメント」HRBP(HRビジネスパートナー)のように具体的なイメージを持っておくと良いでしょう。

スペシャリスト

スペシャリストは、1つの領域に特化して実務・運用経験を積み、企画の領域に足を踏み入れ、これまでにない施策をつくり出すなど影響度の大きい企画業務に携わります。キャリアアップの際は、社内外での情報収集や、経営に関わる知識を習得することがポイントです。

セミナーでは、ゼネラリストとスペシャリストのキャリアアップの道筋について、スライドと具体例を用いて詳細に解説しました。詳細を知りたい方はぜひアーカイブ動画を視聴してみてください!

「人事職」のためのキャリアアップセミナー アーカイブ動画

イメージ画像

人事職としてどのようなキャリアを歩んでいくか悩んでいる方へ。本動画では、人事職を取り巻く動向や市場価値が高まる経験・スキルを解説した上で、キャリアアップの道筋や転職事例を紹介しています。

アーカイブ動画を見る

「人事職」のキャリアアップ転職事例

西本 彩依子/写真

西本 人事職のキャリアアップ転職の例として、食品メーカーの人事として採用業務に従事されていた方が、機械メーカーで採用企画を行う人事職に転職した事例を紹介します。

この方は、30代前半の男性で転職前の会社に4年間勤続していました。転職前の会社では、本社が決めた採用計画に従った採用活動しかできず、歯がゆさを感じていたとのことです。

この方がキャリアアップの際に重視したポイントは次の通りです。

  • 企画経験が積める
  • 難易度が高い採用に挑戦できる
  • ポータブルスキルを習得し、キャリアが広がる

一方で、この方を採用した企業側も、グループ会社に右にならえの採用活動ではなく、自社独自の採用活動を行い、優秀な人材を獲得しなければならないフェーズにあったといいます。そのため採用企画のポジションで高い能力を発揮してもらうため採用を決めました。ご本人の考えと企業のニーズが合致した好例です。

セミナーでは、人事職のキャリアアップ転職について、ほかにも次の事例を紹介しました。

  • 人事制度のスペシャリストへの転職
  • 人事制度の「運用」から「企画」への転職
  • 労務スペシャリストとしての転職

それぞれの事例の詳細を知りたい方は、ぜひアーカイブ動画をご覧ください!

「人事職」のためのキャリアアップセミナー アーカイブ動画

イメージ画像

人事職としてどのようなキャリアを歩んでいくか悩んでいる方へ。本動画では、人事職を取り巻く動向や市場価値が高まる経験・スキルを解説した上で、キャリアアップの道筋や転職事例を紹介しています。

アーカイブ動画を見る

質疑応答

ここからは、本セミナー内でお寄せいただいた質問と、松井・西本による回答の一部を紹介します。

Q

事務職から人事職に転職する際、どのようなことをアピールすべきでしょうか?

西本 彩依子/写真

西本 人事として何をしたいかにもよりますが、事務職と人事職には共通点も多いです。例えば、営業事務として行う受発注業務と、採用の際に行う日程調整には似ている部分があります。このような共通点のある人事職から挑戦するとよいと思います。採用担当や労務・給与担当への応募にハードルを感じる場合は、それぞれのアシスタントのポジションからチャレンジするとよいでしょう。その場合は、まさに事務の経験を活かせます。

松井 貴史/写真

松井 業務の名称では畑違いに思えても、実際の業務を細分化すると共通点が見える場合があります。

セミナーでは、ほかにも次のようなご質問を頂戴しました。

  • HRBPを目指す場合、現職と転職のどちらで経験を積むべきか
  • 労務のアウトソーサーの立場から、採用や制度企画などの事業会社の人事に転職する際のパターン
  • 業種業界未経験の場合、転職でアピールすべきポイント

ご質問の回答を知りたい方は、ぜひアーカイブ動画をご覧ください!

参加者の声

  • 30代後半 医療系専門職

    とても勉強になりました。どのような人材が求められるのか、自分の経験がどう活かせるのかを棚卸しして、転職活動を進めていきたいと思います。質問にも答えてくださりありがとうございました。

  • 50代 医療系専門職

    自分の年齢からいくと人事職のような未経験の職種に飛び込むのは大変難しいかと思いましたが、こうして人事職がどんなものかを知ることができて今後の参考になり、助かりました。またこういった専門分野のことを教えていただける、セミナーがあったら参加してみたいと思います。

  • 40代前半 事務・アシスタント

    今まで小規模な人事にいたので、今どんな流れがあるのか知ることができました。
    労務から採用・企画などに関わる方法を模索していたので参考になりました。

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