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何に使ってる? 貯金の割合は?

ボーナスの使い道ランキング【最新版】

  • #給与・お金
  • #ランキング

公開日:2023/11/14

「ボーナスは何に使ってる?」「貯金に回す割合はどのくらい?」「20代・30代・40代・50代の使い道にはどんな違いがある?」など、ボーナスの使い道に関する疑問を15,000人に調査しました。新型コロナの5類感染症移行があった2023年ですが、ボーナスの使い道には前年からどんな変化があったのでしょうか。

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ボーナスの使い道ランキング(全体)

全体で割合が最も高い使い道は「旅行・レジャー」

社会人15,000人のうち、ボーナスの使い道で最も割合が高かった※のは「旅行・レジャー」の38.5%で、前回調査(35.6%)から2.9 ptアップ、2021年調査(25.0%)と比べると13.5ptのアップとなりました。年代別で見ても、50代を除く20~40代の3つの年代の使い道で1位になるなど、コロナ感染症5類移行にともない、多くの人にとって旅行へ出る足取りも軽くなっていることが分かります。
※貯金・預金にあてた金額以外の使い道を回答

全体で2番目に多い使い道は「生活費の補填」(30.1%)でした。また、3番目は「趣味・娯楽」(28.4%)という結果となり、「旅行・レジャー」と同様に、ボーナスを自身の楽しみに使う人が多いことが分かります。

Q.支給されたボーナスの使い道としてあてはまるものをすべてお答えください。(複数回答)

使い道 全体 年代別
20代 30代 40代 50代
旅行・レジャー38.5%44.3%39.2%37.8%35.3%
生活費の補填30.1%18.5%25.4%33.6%37.4%
趣味・娯楽28.4%37.8%31.7%25.7%22.9%
交際・外食費19.3%23.9%19.9%17.7%17.7%
ローンや借金の返済17.8%11.8%15.2%20.2%21.2%
金融商品(投資・資産運用)14.7%11.5%18.0%15.9%12.3%
すべて貯金・預金にあてた12.4%16.0%13.1%11.4%10.7%
衣料・美容費12.1%16.2%13.8%10.7%9.6%
家電・家具の購入9.5%7.8%8.2%10.6%10.4%
車・バイクの購入4.3%5.1%3.5%4.1%5.1%
習い事・自己投資4.2%4.5%4.6%5.0%3.0%
その他3.6%2.0%2.0%3.5%5.9%
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ボーナスの使い道(年代別)

次に、20代・30代・40代・50代のボーナスの使い道について、2021年からの3年間の推移を詳しく見ていきましょう。

20代は1位「旅行・レジャー」・2位「趣味・娯楽」

20代のボーナスの使い道で最も多かったのは「旅行・レジャー」の44.3%で、全年代の中でも最多の割合でした。2021年は30.8%、前回2022年は41.1%と、コロナ感染症5類移行前からその割合は増えていたものの、今回の調査ではさらに前回から3.2ptのアップとなっています。

次に多い使い道は「趣味・娯楽」(37.8%)で、20代はほかの年代と比べて「趣味・娯楽」の割合が高い傾向にありました。

また、「すべて貯金・預金にあてた」と答えた人は16.0%と、ほかの年代と比べて最も多い結果でした。「旅行・レジャー」「趣味・娯楽」といった現在の消費にボーナスを使う人が多くいる一方で、将来の支出・消費に備えている人も一定数いることが分かります。

使い道 20代
2021年 2022年 2023年
旅行・レジャー 30.8% 41.1% 44.3%
生活費の補填 21.1% 23.1% 18.5%
趣味・娯楽 37.5% 38.2% 37.8%
交際・外食費 22.1% 27.9% 23.9%
ローンや借金の返済 13.8% 11.2% 11.8%
金融商品(投資・資産運用) 14.9% 11.7% 11.5%
すべて貯金・預金にあてた 16.4% 10.8% 16.0%
衣料・美容費 19.9% 20.0% 16.2%
家電・家具の購入 11.0% 7.0% 7.8%
車・バイクの購入 5.6% 6.6% 5.1%
習い事・自己投資 4.7% 4.8% 4.5%
その他 2.0% 1.5% 2.0%

30代は1位「旅行・レジャー」・2位「趣味・娯楽」

30代のボーナスの使い道で最も多かったのは、20代や40代と同様に「旅行・レジャー」の39.2%で、前回の37.2%から2.0ptのアップとなりました。次に多いのは、20代と同様に「趣味・娯楽」で31.7%でした。

すべての年代の中で30代が最も高い割合だったのが「金融商品(投資・資産運用)」の18.0%。2022年(19.1%)と比べると1.1pt低いものの、2021年(18.4%)から3年間、2割弱の水準で安定しています。一般的に20代より給与水準が上がり、さらには資産形成に関する情報に接する機会も一定数あることなどから、ボーナスを積極的に資産運用に使おうとする人が多いのかもしれません。

使い道 30代
2021年 2022年 2023年
旅行・レジャー 25.7% 37.2% 39.2%
生活費の補填 30.1% 29.2% 25.4%
趣味・娯楽 30.1% 34.7% 31.7%
交際・外食費 19.3% 22.7% 19.9%
ローンや借金の返済 18.6% 16.1% 15.2%
金融商品(投資・資産運用) 18.4% 19.1% 18.0%
すべて貯金・預金にあてた 15.2% 11.3% 13.1%
衣料・美容費 13.2% 15.1% 13.8%
家電・家具の購入 12.8% 11.6% 8.2%
車・バイクの購入 4.9% 4.3% 3.5%
習い事・自己投資 4.1% 4.8% 4.6%
その他 2.5% 2.5% 2.0%

40代は1位「旅行・レジャー」・2位「生活費の補填」

40代のボーナスの使い道で最も多かったのは、20代や30代と同様に「旅行・レジャー」の37.8%で、前回の34.9%から2.9ptのアップとなりました。次に多いのは、「生活費の補填」で33.6%でした。「生活費の補填」は、20代の18.5%、30代の25.4%と比べると大きな差があることが分かります。

また、「趣味・娯楽」(2021年:24.3%、2022年:25.2%、2023年:25.7%)と「金融商品(投資・資産運用)」(2021年:14.0%、2022年:15.6%、2023年:15.9%)は、2021年から2年連続で割合が高まっています。

使い道 40代
2021年 2022年 2023年
旅行・レジャー 23.2% 34.9% 37.8%
生活費の補填 36.8% 32.3% 33.6%
趣味・娯楽 24.3% 25.2% 25.7%
交際・外食費 15.4% 19.1% 17.7%
ローンや借金の返済 22.8% 21.7% 20.2%
金融商品(投資・資産運用) 14.0% 15.6% 15.9%
すべて貯金・預金にあてた 12.2% 10.6% 11.4%
衣料・美容費 11.8% 11.9% 10.7%
家電・家具の購入 13.6% 10.7% 10.6%
車・バイクの購入 4.7% 3.8% 4.1%
習い事・自己投資 4.6% 4.2% 5.0%
その他 4.3% 3.6% 3.5%

50代は1位「生活費の補填」・2位「旅行・レジャー」

50代のボーナスの使い道で最も多かったのは「生活費の補填」の37.4%で、ほかの年代の1位とは異なる結果となりましたが、2021年の40.9%から徐々に割合を下げています。次に多いのは「旅行・レジャー」の35.3%となります。コロナ感染症が5類に移行したことで、外出がしやすくなったと思われる2023年は、ほかの年代と同様に、「旅行・レジャー」を使い道とする人が多い結果となりました。

「すべて貯金・預金にあてた」(2021年:9.0%、2022年:9.9%、2023年:10.7%)は、2021年から比べて50代だけ割合が高まっています。コロナによる行動制限が解除されたこともあり、ボーナスを旅行やレジャーに使う人は増えたものの、将来の先行きに対して不安を抱えている人も多くいるのかもしれません。

使い道 50代
2021年 2022年 2023年
旅行・レジャー 22.6% 31.7% 35.3%
生活費の補填 40.9% 39.2% 37.4%
趣味・娯楽 24.1% 24.2% 22.9%
交際・外食費 15.5% 18.9% 17.7%
ローンや借金の返済 25.6% 23.0% 21.2%
金融商品(投資・資産運用) 12.4% 11.4% 12.3%
すべて貯金・預金にあてた 9.0% 9.9% 10.7%
衣料・美容費 10.1% 10.3% 9.6%
家電・家具の購入 14.1% 12.7% 10.4%
車・バイクの購入 6.3% 4.7% 5.1%
習い事・自己投資 3.1% 3.2% 3.0%
その他 7.5% 5.5% 5.9%
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ボーナスの貯金割合はどのくらい?

全体の42.2%がボーナスの半分以上を貯金に回す

今回のボーナスの使い道について、どれくらいを貯金・預金に回したかを調査したところ、全体の42.2%がボーナスの半分以上を貯金に回したと答え、2022年の42.0%とぼぼ変わらない結果となりました。

また、貯金割合ごとの内訳も前回2022年とほとんど変わりませんでしたが、支給額の90%以上を貯金に回したと回答した人の割合は18.3%で、16.8%だった前回調査の結果に比べて1.5ptアップとやや大きめの増加となっています。

Q.今回(2022年9月~2023年8月の1年間)支給されたボーナスのうち、どれくらいを貯金・預金にあてましたか

貯金・預金の割合

ボーナスの具体的な使い道は?

ボーナスの使い道について自由回答でも調査したところ、以下のような具体的な使い道が寄せられました。

・NISAやiDeCoなどへの投資:
「夏のボーナスは個人年金に、冬のボーナスは投資信託にあてた」(女性、40代)
「財形貯蓄や金への投資、住宅ローンの返済に8割使った」(男性、50代)
「積み立てNISAとiDeCo用の口座に預け入れた」(女性、30代)
など、NISAやiDeCoをはじめとした多くの金融商品への投資がされていることが分かりました。2024年度以降に始まる「新しいNISA」にも多くの関心が寄せられていそうです。

・子育てのための消費、貯蓄:
「成長に応じて、子育てに必要なものを購入した」(男性、30代)
「子どもの大学の学費や引っ越し費用」(男性、50代)
「子どもの七五三など特別出費への備えとして貯金した」(女性、30代)
「学資用の貯蓄に回した」(男性、50代)
など、子どもの教育・養育費関連の回答も多く集まりました。

・レジャー:
「旅行やイベントに行ってグッズを買った」(女性、20代)
「国内旅行や豪華ディナーに使った」(男性、50代)
「近場のドライブ旅、外食」(女性、30代)
「家族で遊園地や水族館へ行った」(男性、30代)
といった、観光や娯楽を使い道にした人が多数。コロナ感染症5類移行による影響が大きく表れる結果となったようです。

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調査概要

  • 【対象者】20歳~59歳の男女
  • 【雇用形態】正社員
  • 【調査方法】ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査(ネットリサーチ会社保有のデータベースを元に実施、doda会員登録の状況については不問)
  • 【実施期間】2023年8月23日~9月1日
  • 【有効回答数】15,000件
    ※ウェイトバック:正社員の地域・年代・性別に合わせて実施
    ※記事中の割合データは、小数点以下第二位を四捨五入しているため、合計値が100%にならない場合があります
  • ※データのご利用について:出所が「転職サービスdoda」であること、本ページのタイトルを明記し、本ページへのリンクを掲載のうえで、利用してください

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