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自己PRで忍耐力をアピールできる例文6選評価される理由やコツを解説

「転職活動の自己PRで忍耐力に言及したいけど、どうすれば有効にアピールできる?」
「忍耐力を活かして、内定に近づける自己PR文を作りたい」
転職活動中でこのように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

忍耐力は困難を乗り越えられる力が期待されるため、企業に良い印象を与えられる長所の一つです。うまくアピールできればプラス評価になりますが、選考通過につながる自己PR文を作るには工夫が必要です。

本記事では忍耐力を題材にした自己PRの例文やアピールのコツ、注意点を紹介します。忍耐力を上手に伝えられる自己PR文の作り方がわかるので、ぜひ最後までお読みください。

職種別の自己PR例文・書き方はこちら

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企業が応募者に求める「忍耐力」とは?

企業が転職希望者に求める「忍耐力」は「困難な課題にも立ち向かえる力」を意味します。難しい課題に直面したり、苦しい状況に追い込まれたりしたときに、ただ「我慢する」「耐える」といった言葉とはニュアンスが異なるので注意が必要です。

例えば「なかなか契約を取れなくてつらかったが我慢して過ごした」というエピソードは、ただ耐えているだけで状況の改善にはなっておらず、評価につながりません。対して「契約が取れなかったため、粘り強く取引先に足を運んで提案回数を増やした」といったエピソードであれば、創意工夫があるため忍耐力の評価につながります。

忍耐力は課題に対して逃げずに立ち向かい、乗り越えようとする姿勢であることを理解しておきましょう。

自己PRでの「忍耐力」が評価される理由

「忍耐力」を強調した自己PRを企業が評価するのには、大きく分けて三つの理由があります。

忍耐力が高く評価される理由を把握しておけば、採用担当者に好印象を与える自己PR文を作りやすくなります。それぞれ詳しく解説します。

長期的に働いてもらいたいため

企業は長期的に働ける人材を必要としているため、応募者の忍耐力を高く評価します。困難や課題にも負けずに克服できる力がある人材は「継続力」があると判断されるため「採用すれば長く企業に貢献してくれるのではないか」と期待されます。

企業は採用した人材に、早期に退職されることを懸念しています。人材の育成が進まないことや離職率が高まるリスクがあるためです。
継続的な成長や離職率を抑えるためにも、企業は忍耐力のある人材を必要としています。

困難な課題も乗り越えられる力が期待できるため

忍耐力を強調することで「困難な課題も乗り越えようとする力がある」と評価されます。

忍耐力があれば、「難度の高い目標や課題に対してもめげずに立ち向かい一定の成果を出してくれるのではないか」と期待されます。

トラブルや課題にめげずに行動した成果や実績を強調できれば、高い評価につながるでしょう。

ストレスコントロール力があると判断できるため

忍耐力をアピールできれば、ストレスコントロール力があると評価されます。ストレスコントロール力とは、ストレスの発生源に対応したり、ストレスを発散したりする能力のことです。

仕事にはストレスがつきものですが、ストレスをコントロールできることをうまく伝えないと、以下のように採用担当者が不安を感じやすくなります。

  • ストレスでパフォーマンスが低下するのではないか
  • 新しい職場に適応できないのではないか

ストレスコントロール力は企業が選考過程で確認しておきたいため、忍耐力のアピールが有効です。

自己PRで「忍耐力」を有効にアピールするためのコツ

忍耐力を効果的にアピールする自己PR文を作成するには、以下の三つのコツを意識してみましょう。

コツを押さえた自己PRを作成することで、より強く忍耐力をアピールできますので、以下を参考にしてください。

具体的なエピソードをもとに説明する

具体的なエピソードをもとに自身の忍耐力の強さを説明しましょう。具体的なエピソードを交えることで、ほかの応募者との差別化ができるだけでなく、自己PRに説得力を与えられます。

「私には忍耐力があります」とだけ説明しても、どのような働きや貢献ができるのかが分かりません。実際に忍耐力の強さが発揮された経験がないか、自分のこれまでの仕事を振り返ってみましょう。できるだけ定量的な成果をアピールできるエピソードがあればさらに効果的です。

創意工夫をアピールする

創意工夫をアピールすることで、採用担当者にポジティブなイメージを与えながら、忍耐力をより強く印象づけられます。成果が出るまでアイデアを出し、挑戦し続ける人間であることを伝えられるためです。

「課題やトラブルに直面したが、諦めず創意工夫で乗り越えた」という経験・実績をアピールし、自己PRに説得力を持たせましょう。

言い換えやほかの能力もあわせて説明する

忍耐力をアピールする際は、言い換えたりほかの能力もあわせて説明することができればより効果的です。

例えば、以下のようにアピールすることで、仕事に対して積極的な印象を与えられます。

  • 困難なことがあっても最後までやり遂げる力がある
  • 難しい案件だったが考え方を変えて仕事を楽しんだ

逆に「意見や不満を言わず、作業に取り組んだ」といった忍耐力はあまり評価されないかもしれません。「仕事に主体的に取り組む姿勢がない」とネガティブなイメージを与えてしまう恐れがあるので、注意が必要です。

自己PRで「忍耐力」をアピールする際の注意点

忍耐力をアピールする際は、以下の3点に注意してみてください。

アピールの仕方を間違えるとマイナスな印象を与えてしまうこともあるため、以下を読んで注意しましょう。

ただ「我慢した」というエビソードにならないようにする

「我慢した」という経験やエピソードだけでは、高評価につながる自己PRにはなりません。

転職活動において「忍耐」と「我慢」は同じ能力ではありません。企業は困難な状況や課題を打破する能力をチェックしたいため「つらいことがあったけど我慢して乗り越えた」という自己PRでは、内定から遠のいてしまう恐れがあります。

積極的に行動したエピソードや、努力によって困難な課題を克服したエピソードを書きましょう。

「受け身で主体性がない」という印象を与えないようにする

伝え方によっては「受け身で主体性がない」というマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。

例えば「営業の仕事はやりたくなかったけど、任されたから最後までやり切った」といったエピソードの場合には注意が必要です。仕事に対する積極性に欠け、自分の希望や意見を言葉にできないと評価されてしまいます。

忍耐力をアピールする際は、以下のような自己PRになっているかを意識しましょう。

  • ポジティブな印象につながっているか
  • 積極性や主体性をアピールできているか

相手に与える印象を考慮して自己PR文を作成することをおすすめします。

職種・業種にあわせてアピールの仕方を工夫する

職種や業種、企業によって応募者に求める能力や重視するスキルには違いがあるため、それぞれにあわせたアピールの仕方を考えましょう。

例えば、チームでの取り組みが評価される企業では、ほかの人を巻き込みながら成果につなげたエピソードでアピールすることをおすすめします。反対に、個人の裁量が評価される企業の場合、自分自身の努力や創意工夫で課題をクリアしたエピソードにしましょう。

【職種別】自己PRで「忍耐力」を伝えられる例文6選

忍耐力をうまく伝えられる自己PR文を、職種別にご紹介します。

自身の志望に近い職種がありましたら、ぜひ参考にしてみてください。

例文1:営業職

営業職で忍耐力を強調したい方は、以下のような自己PR文を作ってみましょう。

「営業としての私の長所は忍耐力です。現職では商社の営業を担当しており、長い取引のあるお客さまとの関係を保つことを大切にしています。あるとき、お客さまから予定よりも多くの商品の納品を急きょ依頼され、在庫や納期の関係から、当初は対応できない状況でした。しかし、長期の関係を維持するためにはお断りするわけにはいかないと考え、対応を検討しました。部署全体での相談やメーカーへの粘り強い交渉と調整の結果、お客さまの要望通りの納品を実現でき、以前の1.5倍以上の金額での契約を頂けるようになりました。貴社でも、課題や困難に根気強く対応できる忍耐力を発揮していきたいです。」

上記の例文では「部署全体での相談と粘り強い交渉」で課題を克服しています。営業は具体的な創意工夫と定量的な成果をアピールしやすいため、効果的なエピソードがないか振り返ってみましょう。

営業職の自己PR例文はこちら

例文2:事務・アシスタント職

事務職やアシスタント職で忍耐力を伝えられる自己PR文の例は、以下のとおりです。

「私の強みは忍耐力です。現職では営業職のサポートをしており、顧客データや売り上げの管理を担当しています。とくに繁忙期には週に数百件のデータ入力が求められ、時には残業しながら乗り越えることも少なくありませんでした。粘り強く対応を続けていましたが、このままでは部署全体のパフォーマンスにも影響すると考え、データ管理方法の見直しとマニュアル整備を提案・実施しました。通常業務に加えてマニュアル整備に対応するのは簡単ではなく、半年ほどの時間がかかったものの、部署全体の管理業務の効率化を実現しています。リソースの必要なタスクにも粘り強く対応しながら工夫して乗り越える方法を探せる忍耐力の強さを、今後も伸ばしていきたいです。」

ほかの職種に比べ定常業務が多い事務職でも、忍耐力の強さは大きなアドバンテージになります。自身の創意工夫や定量的な成果をアピールしにくい場合は、エピソードを深掘りして具体性を持たせましょう。

事務・アシスタント職の自己PR例文はこちら

例文3:販売・サービス職

販売・サービス職の場合、次のような自己PR文を作って忍耐力を表現してみましょう。

「私は自分の忍耐力の強さを長所だと感じています。現職では飲食店のホールスタッフとして勤務していますが、現店舗に着任した当初、他店舗に比べて客単価が低く、売り上げの低さが課題となっていました。客単価を上げるための工夫が必要だと考えていましたが、やみくもにお客さまに商品をおすすめするだけでは、なかなか注文はもらえません。そこで、お客さまの注文履歴をチェックして好みを把握し、追加注文をおすすめする施策を粘り強く実施しました。お客さまの好みや注文についてホールスタッフ間で共有することも徹底し、客単価アップを実現しました。工夫を重ねながら粘り強く目標の達成を目指す忍耐力の強さが、ホールスタッフとしての私の長所だと考えています。」

上記の例文では、客単価の低さという課題に対して接客の立場からアプローチした実績をアピールしています。自身の意識改革や業務への工夫・努力で忍耐力の強さを伝えましょう。

販売・サービス職の自己PR例文はこちら

例文4:ITエンジニア

ITエンジニアで忍耐力を強調したい方は、以下のような自己PR文を作ってみましょう。

「ITエンジニアとしての私の長所は、忍耐力の強さです。現職ではネットワークエンジニアとして勤務していますが、障害の原因究明と復旧対応は、忍耐力が求められる作業だと考えています。ある案件で障害が発生した際に、なかなか原因の特定ができないことがありました。このままでは顧客に大きな損害を与えてしまう恐れがあり、メンバーの焦りも大きい状況でした。あらためて粘り強く原因の切り分けを一つずつ行った結果、これまで前例のなかった機器の不具合によって発生していた障害だと判明しました。今後同じような事例で混乱しないよう、対処方法をマニュアル化し、以後の対応に役立てています。トラブルがあっても粘り強く対応できる忍耐力を活かして、エンジニアとしてさらにステップアップしていきたいと考えています。」

ITエンジニアには、困難な課題やトラブルへの対応力がとくに求められます。実際に、業務の中でトラブルや課題を克服した経験がある方は多いでしょう。自身の経験を忍耐力につなげてアピールしてみてください。

ITエンジニアの自己PR例文はこちら

例文5:企画職・管理部門

企画職・管理部門で忍耐力を伝えられる自己PR文の例は、以下のとおりです。

「企画の仕事の中で私が重視しているのは、忍耐強く調査と検討を繰り返すことです。現職では製菓会社で主に既存商品のリニューアルを担当していますが、リニューアルが求められる商品の中には、売り上げが伸び悩んでいる商品が多く、方針の決定には市場調査と調査が欠かせません。なかなかリニューアルの方針が定まらず難航していた案件では、ほかの案件で実施していなかった市場調査やアンケート調査を追加で実施し、方針を策定しました。粘り強い行動が実を結び、当該の案件では結果としてリニューアル前と比べて1.25倍の売り上げを達成しました。困難な課題に直面しても、粘り強く工夫と検討を重ねる忍耐強さを活かしながら、貴社でも企画として貢献できればと考えています。」

商品の売り上げといった定量的な成果に直結する企画職では、実績を活かした説得力のあるエピソードが必要です。忍耐力を発揮して成果を出したエピソードをアピールしましょう。

企画職・管理部門の自己PR例文はこちら

例文6:技術職

技術職の場合、次のような自己PR文で忍耐力を表現してみましょう。

「自動車製品の部品加工に携わる中で、忍耐強く品質向上に向けた努力を重ねています。既存部品の強度向上を求められた際に、現状のコストを可能な限り維持しながら必要なクオリティを確保する必要がありました。当初はなかなか必要な強度が確保できず、案件は難航していたものの、調査と試験・分析を繰り返して品質向上に努め、これまでに取引のなかった材料メーカーにも相談して対応を検討しました。結果として、求められた強度の1.2倍を上回る部品を予算内で開発でき、顧客から高い評価を頂いています。貴社でも忍耐強い調査力と分析力、交渉力を活かして貢献していきたいと考えています。」

上記の例文は、品質改善業務における粘り強さを忍耐力としてアピールしている自己PRです。製造業としての自身の仕事を振り返り、創意工夫や粘り強さをアピールできる経験がないか、チェックしてみてください。

技術職(電気・機械)の自己PR例文はこちら

技術職(化学・素材)の自己PR例文はこちら

技術職(建築・土木・不動産)の自己PR例文はこちら

例文を参考にして自己PRで「忍耐力」をアピールしてみよう

忍耐力の強さは、転職活動における評価の対象となります。長く勤めて成果を出してもらうためにも、企業にとって応募者の忍耐力は重要なポイントの一つになるからです。

忍耐力を上手に伝えられる自己PRを作れれば、プラスの評価につながります。しかし、伝え方を間違えると、仕事への積極性が低いと見なされてしまう可能性もあります。

忍耐力をアピールする際は、創意工夫や積極的な努力によって課題を克服したエピソードを伝えましょう。説得力のある自己PRができれば、内定に向けて大きなアドバンテージとなります。

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