まずは興味やあこがれというレベルではなく、その仕事をどうしてもやりたいという強い思いが大切です。きっかけはあこがれでも構いませんが、具体的な事例を交えながら「なぜ営業がやりたいのか」「転職先の企業で何をかなえたいのか」という深いレベルで説明することで、面接官に思いを伝えることができるようになるでしょう。採用する企業もそこを重視していますし、その思いが強ければ強いほど、転職後はモチベーション高く活躍できるはずです。

次に、これまで違う職種で身につけてきたスキルや経験を、新しい仕事でどう活かすのかという点についても徹底的に考える必要があります。たとえば人事担当者として社内調整をしてきた実績を、営業にも通用するスキルとしてアピールする。あるいは、KPIなどの数値管理や目標達成のために工夫してきたことを、営業の仕事として置き換えて説明するなど、入社後に活躍する姿をイメージできるアピールが効果的です。

加えて「自分は営業職に就くためにこんな努力をしている」「こんな本を読んで勉強している」など、次のキャリアに向けて現在努力していることを付け加えれば、さらなる高評価につながるでしょう。